恋と選挙とチョコレート 第4話「資金！」感想

＜＜前回までのあらすじ＞＞
正式に大島の立候補が受理され、
ショッケンに選挙対策本部を設置し、選挙戦に突入するが、
何をどうすればいいのかわからず、早々に行き詰ってしまう。
そんな時、現生徒会長＆治安部部長の毛利八雲が現れ、
大島の選挙戦をバックアップしたいと申し出てきた。
なんと選挙通過のノウハウを伝授してくれることに！
治安部にも治安部で政権を無所属に明け渡し、
来年の選挙に備えたいという思惑があるようですが。
とりあえず期間限定契約という形で
手を結ぶ治安部とショッケン。

選挙戦に向けて、最初の一歩を踏み出すのでした。
というのが、大体の3話のあらすじになります。
それでは以下、4話の感想になります。

＊　＊　＊

4話の見どころ

＜＜注目ポイント①＞＞軍資金
チラシコピー代1枚10円だとしても、
生徒数6千人全員に配るとすれば、6万円かかってしまう。
だいぶ現実的な問題であるお金が出てきました。
さらに毛利さんによると元々予備選挙は
物販による軍資金稼ぎのための制度だったらしい。
なるほど、ここで生徒会長候補が振るいにかけられるわけですね！
より多く資金を稼げれば、その後の選挙の上で有利。
さらに大島の名前を覚えてもらえば万々歳！

そこでショッケンが思いついたのは「大島ロール」を販売すること！
え、ちょ、それ、是非私も食べたいです。いくらですか？
100円なら買います、確かに190円は高いです。
1カットならせめて150円にはして欲しい。

＜＜注目ポイント②＞＞やおい棒
次に現れたのは箱一杯の毛利生徒会長グッズ。
名前を覚えてもらうための印象に残るパンフレットなんだろうけど、
うちわに毛利さんの写真と名前って、どっかの歌手じゃないんだから。
皆が頭を悩ませる中、未散がショッケンならではの「やおい棒」を提案。
夢島が速攻で父親に連絡して3千本確保、この金持ちめが！！
紙に大島祐樹の名前と重点政策がかかれたパンフレット完成。
そして選挙資金稼ぎの準備は整ったのだった。

未散がさりげに出した案が採用、可愛いな！
毛利生徒会長は、もみあげをなでるな！

＜＜注目ポイント③＞＞未散
さてさて予備選挙っていう名前の軍資金稼ぎの物販。
見た目はバザールか何かにしか見えないな・・・。

部室でやおい棒にシール貼りするグループでは。
未散のスカートにシールが貼り着いて・・・。
それをなんとかフリフリダンスで取ろうとするが、
なぜかシールは増えるし、ガムテープ巻きつくし、
ぐるぐる巻き状態に・・・なんだこの生物可愛い！
家に持って帰りたい、お持ち帰り！！

＜＜注目ポイント④＞＞イジメ問題
経済特待生というだけで、他の女子に囲まれる衣更。
これはまさしく今巷で問題になっている"イジメ"ですか！
人のいない暗がりの自動販売機の裏で多人数に囲まれる彼女。
というか周りの女子は何がそんなに気に食わないのだろう？
学生でありながら、仕事と学業を両立出来ている彼女の方が
よっぽど人間として出来ていると思うんだけどなぁ。
「臭い臭い」って言う男子はお金のことを話題にあげるけれど、
お金があるから偉いのか、ていうかお前のお金じゃないだろうに。
何を偉そうに・・・と思ってしまいますね。
大島たちが帰宅途中に何かを探していた衣更。
大島に見つからないように、心配かけないように
彼女が必死に後ろ手に隠した物はまさかのアレ。
これはひどい、昔のGTOアニメ思い出したわ・・・。

でもだからといって東雲皐月のマニフェストで
ちらっと見えた気がする経済特待生制度の廃止は
根本的な問題を解決しないまま、ある意味放置することに
等しいと思うんだけど、そこんところはどうなんでしょう？

＜＜というわけで＞＞
クラブ改革案はただの予算削減が目的ではないという
意味深な言葉を残す財務部部長の東雲皐月、
ここにこの学園の闇がありそうですね。
さらに帰り道で出会った衣更の必死すぎる様子から、
大島は何かを察知したようですが・・・？
なにやら波乱の予感・・・です。