人類は衰退しました #04「妖精さんたちの、さぶかる」感想
<<前回までのあらすじ>>
雪が降り積もったある日のこと、わたしの悪友であるYが
「人モニュメント建造計画」という仕事でクスノキにやってきた。
だが、Yがとあるデータファイルを発見し、復元したことで
街に空前の漫画ブーム、および禁断のBL旋風が巻き起こり、
人類は衰退したが、猛々しい妄想力は衰退していなかった女子を中心に
同類誌が発行され、さらにはコミケまで開かれる始末。
そしてある日、空白のコマだけが書かれた本を手に取った途端、
吸い込まれてしまったわたし、Y、そして助手さん!!
これはやはり妖精さんの仕業!?
というのが3話での長ったらしい導入部分でした。
さて、以下4話の見どころになります。
* * *
4話の見どころ
<<注目ポイント①>>世界のルール
この世界のルール、1コマごとにドラマチックな出来事を起こせば
条件をクリアすると場面にあったオノマトペが出現し、
次のコマに進めるようになるということ・・・らしい。
・・・め、めんどくせぇルールだ!わたしとYと助手さんで
どんなドラマを引き起こせると思ってんだよ!
ノーマルが駄目なら百合に目覚めろとでもいうのか、ゆるゆりか!
<<注目ポイント②>>お絵かき
「漫画のコマの中なら、なぜ真っ白なのか?」というYの疑問に、
何かを思いついたかのように白いコマに絵を描き始めた助手さん。
するとなんとただの平面だった絵が、立体的に・・・
つまりは本物としてそこに現れたのだ!
助手さんは絵もうまいんですね。
このだだっ広いコマに自前で絵を書けば、
色鉛筆もパンも現実の物となるようだ。
妖精さんすげぇ・・・魔法使いじゃん!
これさえあれば、2次元を3次元に連れてくることも夢じゃないな!
でも助手さんのように絵がうまければ問題なさそうだけど、
絵がとてつもなく下手な場合、化物とか生み出せちゃいそうで怖い。
・・・まぁ、コマの中であることには変わりないけども。
<<注目ポイント③>>人気アンケート
コマの中でのわたし、Y、助手さんの行動が
面白ければコマが上に上がり、つまらなければ下がる。
漫画でいう人気アンケートに対応しての動きだとYは推測する。
ジャンプとかの場合だと、人気アンケートが最後尾側だと
いつ漫画が終了してもおかしくない状況ってことで。
そうなるとおさらばではないのかと若干心配になります。
明るさも上下に関係してるとすれば、
面白くても上にいけばいくほど真っ白になって
面白くなければ最終的には真っ黒になって消えてしまうのでは?
とりあえずは脱出するためには打ち切りエンドにならないように
結末を目指して上へ行けばいいのかなぁ、めんどくさいね。
ここでまたYの漫画熱が入っちゃったら、振り回される予感。
ていうかなんていうか、ジャンルバラバラすぎるだろ!?
読者もこんなの読んで面白いと思うのか??
<<注目ポイント④>>同類誌決戦
「前のコマのドアを書けるか?」という思いつきで、
助手さんに書いてもらったドアの先には、懐かしき妖精さんの姿が!
妖精さんに聞き出した結果、オチがつけば出られるらしい。
そして心配した通り、打ち切りエンドは人生終了とのこと。
とりあえずの目的はハッキリしたものの、
果たしてYはオチを付けることが出来るのか・・・。
今まで彼女は同類誌とか漫画ルネッサンスとか
ブームを継続することに命を燃やしてきたからなぁ。
終わらせることが出来るのかなぁ。
コマの中に表示されるランキング。
それは読んだ人を強制的に巻きこむ同類誌ならではのもので、
わたしやYたちと同じような状況に陥った人たちのランキングだった。
同類誌決戦とか、マジめんどくさいな。わたしたちは現在6位!
1位を取らないといけないわけですか、わかります。
そしてYの本気が、ここから始まる!(バーン
<<注目ポイント⑤>>実はぁぁぁぁぁ!!
「私が殺した・・・クックロビンを殺したのは私なのだ!!」
思わせぶりな引きと読者の心を揺さぶる、文脈関係なしのぶっ壊し。
その際のわたしと助手さんのアイコンタクトによる会話がウケる。
ただその壊しは成功したようで、ランキングが一個上がったのだ。
ということで、衝撃的な引きだけを追求するという以下省略。
Yの快進撃により、瞬く間に1位になったのだった。
で、これからどうするのか??
と思いきや、「実は!」はもう効かない落下する順位。
やはり誠実なストーリーの方が好まれるようですね。
<<注目ポイント⑥>>打ち切りエンド
「Yのやり方はすっかり飽きられている」
だからコマの中の暗闇は深くなるばかり。
どんどんと近づいてくる打ち切りエンド。
さらには色が消え、ラフ画状態に。
打ち切りエンド、恐るべし。
そしてペナルティの呪いの手紙。
家業を継がなければならない・・・が、
わたしはもうすでに家業を継いでいた・・・!
これはなんというわたしにとっては救済エンド?
助手さんの家業と、Yの家業は知らんがな。
これでYはもう漫画はコリゴリになると、いいな!
残念ながら、ならなかったけどね!!
<<というわけで>>
妖精さんのさぶかるに振り回されたわけだけど。
漫画界の厳しさを・・・あるあるを通して話にするとは。
なんていうかこのアニメは見ている視聴者の
次はこんな展開なんじゃね?という予想をする空白が
いい感じに残されていて、いいですね!
注目ポイント(ツッコミ)が絞れないのが玉に傷ですが。
次回も楽しみです!

雪が降り積もったある日のこと、わたしの悪友であるYが
「人モニュメント建造計画」という仕事でクスノキにやってきた。
だが、Yがとあるデータファイルを発見し、復元したことで
街に空前の漫画ブーム、および禁断のBL旋風が巻き起こり、
人類は衰退したが、猛々しい妄想力は衰退していなかった女子を中心に
同類誌が発行され、さらにはコミケまで開かれる始末。
そしてある日、空白のコマだけが書かれた本を手に取った途端、
吸い込まれてしまったわたし、Y、そして助手さん!!
これはやはり妖精さんの仕業!?
というのが3話での長ったらしい導入部分でした。
さて、以下4話の見どころになります。
* * *
4話の見どころ
<<注目ポイント①>>世界のルール
この世界のルール、1コマごとにドラマチックな出来事を起こせば
条件をクリアすると場面にあったオノマトペが出現し、
次のコマに進めるようになるということ・・・らしい。
・・・め、めんどくせぇルールだ!わたしとYと助手さんで
どんなドラマを引き起こせると思ってんだよ!
ノーマルが駄目なら百合に目覚めろとでもいうのか、ゆるゆりか!
<<注目ポイント②>>お絵かき
「漫画のコマの中なら、なぜ真っ白なのか?」というYの疑問に、
何かを思いついたかのように白いコマに絵を描き始めた助手さん。
するとなんとただの平面だった絵が、立体的に・・・
つまりは本物としてそこに現れたのだ!
助手さんは絵もうまいんですね。
このだだっ広いコマに自前で絵を書けば、
色鉛筆もパンも現実の物となるようだ。
妖精さんすげぇ・・・魔法使いじゃん!
これさえあれば、2次元を3次元に連れてくることも夢じゃないな!
でも助手さんのように絵がうまければ問題なさそうだけど、
絵がとてつもなく下手な場合、化物とか生み出せちゃいそうで怖い。
・・・まぁ、コマの中であることには変わりないけども。
<<注目ポイント③>>人気アンケート
コマの中でのわたし、Y、助手さんの行動が
面白ければコマが上に上がり、つまらなければ下がる。
漫画でいう人気アンケートに対応しての動きだとYは推測する。
ジャンプとかの場合だと、人気アンケートが最後尾側だと
いつ漫画が終了してもおかしくない状況ってことで。
そうなるとおさらばではないのかと若干心配になります。
明るさも上下に関係してるとすれば、
面白くても上にいけばいくほど真っ白になって
面白くなければ最終的には真っ黒になって消えてしまうのでは?
とりあえずは脱出するためには打ち切りエンドにならないように
結末を目指して上へ行けばいいのかなぁ、めんどくさいね。
ここでまたYの漫画熱が入っちゃったら、振り回される予感。
ていうかなんていうか、ジャンルバラバラすぎるだろ!?
読者もこんなの読んで面白いと思うのか??
<<注目ポイント④>>同類誌決戦
「前のコマのドアを書けるか?」という思いつきで、
助手さんに書いてもらったドアの先には、懐かしき妖精さんの姿が!
妖精さんに聞き出した結果、オチがつけば出られるらしい。
そして心配した通り、打ち切りエンドは人生終了とのこと。
とりあえずの目的はハッキリしたものの、
果たしてYはオチを付けることが出来るのか・・・。
今まで彼女は同類誌とか漫画ルネッサンスとか
ブームを継続することに命を燃やしてきたからなぁ。
終わらせることが出来るのかなぁ。
コマの中に表示されるランキング。
それは読んだ人を強制的に巻きこむ同類誌ならではのもので、
わたしやYたちと同じような状況に陥った人たちのランキングだった。
同類誌決戦とか、マジめんどくさいな。わたしたちは現在6位!
1位を取らないといけないわけですか、わかります。
そしてYの本気が、ここから始まる!(バーン
<<注目ポイント⑤>>実はぁぁぁぁぁ!!
「私が殺した・・・クックロビンを殺したのは私なのだ!!」
思わせぶりな引きと読者の心を揺さぶる、文脈関係なしのぶっ壊し。
その際のわたしと助手さんのアイコンタクトによる会話がウケる。
ただその壊しは成功したようで、ランキングが一個上がったのだ。
ということで、衝撃的な引きだけを追求するという以下省略。
Yの快進撃により、瞬く間に1位になったのだった。
で、これからどうするのか??
と思いきや、「実は!」はもう効かない落下する順位。
やはり誠実なストーリーの方が好まれるようですね。
<<注目ポイント⑥>>打ち切りエンド
「Yのやり方はすっかり飽きられている」
だからコマの中の暗闇は深くなるばかり。
どんどんと近づいてくる打ち切りエンド。
さらには色が消え、ラフ画状態に。
打ち切りエンド、恐るべし。
そしてペナルティの呪いの手紙。
家業を継がなければならない・・・が、
わたしはもうすでに家業を継いでいた・・・!
これはなんというわたしにとっては救済エンド?
助手さんの家業と、Yの家業は知らんがな。
これでYはもう漫画はコリゴリになると、いいな!
残念ながら、ならなかったけどね!!
<<というわけで>>
妖精さんのさぶかるに振り回されたわけだけど。
漫画界の厳しさを・・・あるあるを通して話にするとは。
なんていうかこのアニメは見ている視聴者の
次はこんな展開なんじゃね?という予想をする空白が
いい感じに残されていて、いいですね!
注目ポイント(ツッコミ)が絞れないのが玉に傷ですが。
次回も楽しみです!



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人類は衰退しました 第4話 「妖精さんたちの、さぶかる」感想
人類は二次元へ旅立ちましたヾ(o´∀`o)ノ
漫画のコマという牢獄へ閉じ込められた主人公とY!
ドラマを起こして条件をクリアすると、オノマトペが浮かんで扉が開き次のコマへ進め
人類は衰退しました 第4話 「妖精さんたちの、さぶかる」
人類は衰退しました 第4話 「妖精さんたちの、さぶかる」 感想
人類は衰退しました 4話「妖精さんたちの、さぶかる」感想
人類は衰退しました
4話「妖精さんたちの、さぶかる」
≫あらすじ
◆先へ進むには
妖精さんの同類誌へと閉じ込められた主人公、助手さん、Yの3名。
次のコマに進むには、
人類は衰退しました 第4話「妖精さんたちの、さぶかる」
マンガ本の中に閉じ込められちゃったわたしちゃんたち。
この先自分たちでお話を作って、人気トップを取らないと元の世界に戻れない!?
妖精さんたち可愛い顔してやることがえぐい^^;...
人類は衰退しました 第4話
人類は衰退しました 第4話
『妖精さんたちの、さぶかる』
≪あらすじ≫
どうも、“わたし”です。
机の上にあった空白の同類誌を読んだ“わたし”は見事その同類誌の中にいま
人類は衰退しました 第4話 「妖精さんたちの、さぶかる episode2」 感想
中原麻衣さん演じる"わたし"が声もブラックなところも
可愛くていいですね。
今回の内容、某作品や某作者のことを指しているように思えましたよ(笑)
わたしたち人類がゆるやか...
人類は衰退しました 第4話 「妖精さんたちの、さぶかる」 感想
厳しいマンガ業界の裏側を見た、だけどその闇の向こうにメッセージがあったかもしれません。
人類は衰退しました 第4話「妖精さんたちの、さぶかる」
にんげんさんのマンガが読めるのはジャンプした時だけ!(笑)
ジャンプしたら、アンケ最低ラインになるまで辞めさせてもらえませんからw
話が終っていても連載を強いられる
人類は衰退しました 第04話 感想
人類は衰退しました
第04話 『妖精さんたちの、さぶかる2』 感想
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同類は衰退しました アニメ感想 人類は衰退しました 第4話「妖精さんたちの、さぶかる」
一気に拡大した市場は案外直ぐに萎むというお話
(アニメ感想) 人類は衰退しました 第4話 「妖精さんたちの、さぶかる」
投稿者・鳴沢楓
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