蟲師 #3 「柔らかい角」感想
<<3話あらすじ>>
降りしきる雪の中、ギンコは雪深き静かな山村に向かう。
依頼主はそこの村長を務める白沢という者。
この村では、片耳が聞こえなくなる症状の患者が多数いるという。
片方の耳が聞こえなくなる村人たち。
そして聞いたことのない音が聞こえ出す村長の孫である真火。
さっそく治療法を探すギンコだったが、
その静寂には、音を喰い尽くす蟲が関係していた。
今回の主な登場人物は白沢、真火、ギンコの3人です。
それでは以下感想と3話の見どころです。
* * *
3話の見どころ
<<注目ポイント①>>口云 (うん)
片耳が聞こえなくなる症状の患者、
その原因は口云と呼ばれる音を喰う蟲だった。
殻は右巻き。カタツムリのような外見で、
普段は森の中に住んでいるけれど、雪は音を吸収するため
里に下りてきて人の耳に寄生することがあるらしい。
人間に寄生する時は殻を捨て、耳にある蝸牛の中に入り込む。
なるほど・・・、蟲って頭いいな。
けれど治療法は調合した塩水ときた。
ますますカタツムリにしか思えない。
<<注目ポイント②>>音が消えた
里の村長である白沢の孫である真火に生えるのは4つの角。
その原因は阿(あ)と呼ばれる蟲だった。
口云(うん)と共に行動し、無音を喰う蟲のこと。
口云と違い静寂を貪るため、寄生されると色んな音が
聞こえてしまい、近くの物音を判別できなくなるらしい。
ある日、ずっと家の中に閉じこもっていたら、
母が死んだ時のことばかり考えてしまうからと
雪の中、散歩に出た真火。そして吹雪いてきたため
真火を迎えにいくギンコ。
その時、穴倉の中で見つけた真火の声が
だんだんと小さくなり消えてしまった。
これが口云 (うん)と阿(あ)に寄生されたということなのか。
こういう風に実際に音を消す描写はいいですね、
自分の耳に蟲が取り着いたかのように感じることが出来ます。
と思いきや、見上げるといるいるいるいる!
こんなに天井にカタツムリうようよいたら吐くわ!!
<<注目ポイント③>>両手で耳をふさぐ意味
両手で耳をふさいでも、無音にはならない。
阿に寄生されると、いろんな音が聞こえすぎて
1つの音を判別することが出来なくなる。
だから真火の母は耳をふさいだ。
ふさぐことでその時聞こえる音を聞こうとしていた。
無音が好物だからこそ、他の音を消そうとする。
つまり阿の対処法は、両手で耳をふさぎ、
その時聞こえる音を聴かせることなんだそうだ。
手の筋肉が収縮する音を、火を噴く山の音に例え、
不安も何もかもを溶かしてくれると最後に呟いた母。
母は身を持って、それを真火に教えてくれていた。
<<3話を終えて>>
それにしても真火の声が聞こえなくなるシーンは印象的でした。
本当に蟲のことを体感したかのように感じました。
2話も画面が真っ黒になるシーンがあったりと、
蟲師は随所で蟲を身近に感じるしかけがあって面白いです。

降りしきる雪の中、ギンコは雪深き静かな山村に向かう。
依頼主はそこの村長を務める白沢という者。
この村では、片耳が聞こえなくなる症状の患者が多数いるという。
片方の耳が聞こえなくなる村人たち。
そして聞いたことのない音が聞こえ出す村長の孫である真火。
さっそく治療法を探すギンコだったが、
その静寂には、音を喰い尽くす蟲が関係していた。
今回の主な登場人物は白沢、真火、ギンコの3人です。
それでは以下感想と3話の見どころです。
* * *
3話の見どころ
<<注目ポイント①>>口云 (うん)
片耳が聞こえなくなる症状の患者、
その原因は口云と呼ばれる音を喰う蟲だった。
殻は右巻き。カタツムリのような外見で、
普段は森の中に住んでいるけれど、雪は音を吸収するため
里に下りてきて人の耳に寄生することがあるらしい。
人間に寄生する時は殻を捨て、耳にある蝸牛の中に入り込む。
なるほど・・・、蟲って頭いいな。
けれど治療法は調合した塩水ときた。
ますますカタツムリにしか思えない。
<<注目ポイント②>>音が消えた
里の村長である白沢の孫である真火に生えるのは4つの角。
その原因は阿(あ)と呼ばれる蟲だった。
口云(うん)と共に行動し、無音を喰う蟲のこと。
口云と違い静寂を貪るため、寄生されると色んな音が
聞こえてしまい、近くの物音を判別できなくなるらしい。
ある日、ずっと家の中に閉じこもっていたら、
母が死んだ時のことばかり考えてしまうからと
雪の中、散歩に出た真火。そして吹雪いてきたため
真火を迎えにいくギンコ。
その時、穴倉の中で見つけた真火の声が
だんだんと小さくなり消えてしまった。
これが口云 (うん)と阿(あ)に寄生されたということなのか。
こういう風に実際に音を消す描写はいいですね、
自分の耳に蟲が取り着いたかのように感じることが出来ます。
と思いきや、見上げるといるいるいるいる!
こんなに天井にカタツムリうようよいたら吐くわ!!
<<注目ポイント③>>両手で耳をふさぐ意味
両手で耳をふさいでも、無音にはならない。
阿に寄生されると、いろんな音が聞こえすぎて
1つの音を判別することが出来なくなる。
だから真火の母は耳をふさいだ。
ふさぐことでその時聞こえる音を聞こうとしていた。
無音が好物だからこそ、他の音を消そうとする。
つまり阿の対処法は、両手で耳をふさぎ、
その時聞こえる音を聴かせることなんだそうだ。
手の筋肉が収縮する音を、火を噴く山の音に例え、
不安も何もかもを溶かしてくれると最後に呟いた母。
母は身を持って、それを真火に教えてくれていた。
<<3話を終えて>>
それにしても真火の声が聞こえなくなるシーンは印象的でした。
本当に蟲のことを体感したかのように感じました。
2話も画面が真っ黒になるシーンがあったりと、
蟲師は随所で蟲を身近に感じるしかけがあって面白いです。


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