天元突破グレンラガン #2 「俺が乗るって言ってんだ!!」

＜＜前回までのあらすじ＞＞
ジーハ村出身の青年であるカミナと穴掘りシモンの2人は
ある日突然、村の天井を突き破って落ちてきたガンメンのおかげで
地上の存在を知る。そして暴れるロボットに無謀にも立ち向かう。
その際に超電導ライフルをぶっ放すヨーコと呼ばれる少女と出会い、
シモンたちは偶然掘り当てたガンメンと呼ばれるロボットに乗り、
敵のガンメンを撃破した勢いでジーハ村を脱出！
地上を旅をすることを決意するが・・・
地上はガンメンが溢れかえっていて・・・。

ということで、一難去ってまた一難。
カミナとシモンの旅は始まったばかり。
ということで、以下2話の見どころ紹介です。

＊　＊　＊

＜＜2話の見どころ＞＞

＜＜注目ポイント①＞＞地震とガンメン
地上に出て最初の敵をヨーコの仲間たちの助けで
なんとかやりすごし、ヨーコたちのアジトで一夜を過ごすが、
次の日、他のガンメンたちが仕返しにくる。
カミナはヨーコと共に前線へ向かい、
シモンはしぶしぶラガンの元へと向かう。
ガンメンたちがやってくる時の巨大な揺れ。
両親が地震によって死んだことがフラッシュバックし、
シモンは地震の原因がガンメンであることを確信する。
その怒りや憎しみの気持ちと呼応して、
うんともすんとも言わなかったラガンが動き出す。

＜＜注目ポイント②＞＞男は気合いだ
「あのガンメンはオレが頂く」という言葉通り、
そして本当にガンメンを乗っ取った。
が、ガンメンのシステムに拒否される。
登録された乗り手じゃないからなのかな。
そしてガンメンたちに吹き飛ばされたカミナが
見たのは朽ち果てたガイコツ。
死と向き合った中で掴み取ったのは操縦権。
そして勢いだけで闘うカミナ。
腕も足もその勢いとパワーに耐えきれずに壊れてるし、
最後に何の根拠もなくラガンを投げただと！！
ラガンはドリル型に変形し、ガンメンを撃破。
無茶苦茶だけど、なんとかなった。
本当に男は気合いだわ・・・。
だって「無理を通して、道理を蹴っ飛ばす」からね。
クールな頭脳はどこにもない。

＜＜注目ポイント③＞＞ガイコツと父親
墓を作って一度は葬ったガイコツ。
戦いの後に埋めようとした時に目についたアクセサリー。
それはカミナの記憶の中で父親が身に着けていた物だった。
カミナに外の世界を教え、カミナに来れるようになったら来いと
言い残して、旅だった父親の姿がそこにあったのだ。
早い、早すぎる再会。そして望まなかった形での再会。
地上がガンメンで溢れていることを考えれば予想できるけれど。
いつも強いカミナが初めて見せた最初の涙。
カミナにとっては外に出て目指すべき目標だったのかな。

＜＜2話を終えて＞＞
地上の朝はガンメンで始まるという
おかま口調のリーロンの差し出した珈琲を見て、
「なんだ泥水か？」と返答するカミナが地味に面白かった。
そうだよね、田舎で文字も知らなければ珈琲も知らないか。
敵のガンメンを乗っ取るなんてきっと誰も思いつかなかっただろうな。
けれどこの騒ぎで、敵側にも地上にいる人間のことが
伝わったと思うし、これからさらに大変そうです。
前途多難。