キノの旅 #1「人の痛みが分かる国 -I See You.-」
<<作品概要>>
「キノの旅 -the Beautiful World-」は
電撃文庫から刊行されている時雨沢恵一のライトノベルが原作で、
2003年4月~7月まで放送されていたアニメです。
原作の挿絵から見ると若干作画に不満が残りますが、
それを差し引いても、何度みても面白いと思うアニメの1つです。
旅人のキノが相棒でモトラドのエルメスと旅をしながら、
滞在期間3日というルールと共に様々な国を巡る話。
独特の制度や技術、価値観を持つ国や人と関わるストーリー。
* * *
<<1話見どころ>>
<<注目ポイント①>>人のいない国
技術力があり、機械に国をまかせる、人のいない国。
レストランの食事はとても美味しくて、とても安い。
ホテルの宿泊代も人間1人とモトラド1台にしては
ありえない広さと天蓋ベッド、そしてとても安い。
周りに国がなくて、平和だからこそ出来ることだな。
近くに大国があったら、この技術力を放っておかないだろうな。
<<注目ポイント②>>滞在ルール
1つの国に滞在するのは「3日間」だけ。理由は2つ。
1つ目は3日間で大体どんな国なのかわかること。
2つ目は多くの国を回れなくなるから・・・というのは建前で
きっと3日以上いたら、いつか居ついてしまうのが怖いこと。
居ついてしまったらそれは旅人ではないという。
キノの旅のルールとして欠かせません。
<<注目ポイント③>>以心伝心
「人の痛みがわかる人間になりなさい」という何気ない一言から
「人の気持ちがわかれば争いごとはなくなる」とこの国の人達は考え、
国中の人達がそれを可能にする液体機械を飲み干し、
言葉を発することなくとも、互いの思いを伝えられるようになった。
けれどそれは人と人とが関わる上の心の声がダダ漏れになるということで、
人は人の声が聞こえない距離まで離れなくてはならなくなる。
愛し合っていた男女。
華を育てるのが好きな女性と興味がない男性。
音楽を聴くのが好きな男性と興味がない女性。
でもキノが訪れた男性の庭には、綺麗に手入れされた薔薇があったし、
通りかかった家の中から、ゆったりとした音楽が流れていた。
だからきっと互いが嫌いになって、破局したのではなくて。
以心伝心なんていう物に振り回されてしまっただけ。
最後、男性とキノが見つめ合ったシーン。
心の声は聞こえなくても、思いは通じる。
<<1話を終えて>>
私は原作からキノの旅の世界に引き込まれた人間ですが、
人の痛みがわかる国も、ところどころ考えさせられます。
技術力があって仕事を全部機械にまかせているって羨ましい。
でもその機械はどんだけ永久的に動くことができるんだ。
その技術力、もっと他のことに活かしていれば。
力を持て余してたのかもなぁ。

「キノの旅 -the Beautiful World-」は
電撃文庫から刊行されている時雨沢恵一のライトノベルが原作で、
2003年4月~7月まで放送されていたアニメです。
原作の挿絵から見ると若干作画に不満が残りますが、
それを差し引いても、何度みても面白いと思うアニメの1つです。
旅人のキノが相棒でモトラドのエルメスと旅をしながら、
滞在期間3日というルールと共に様々な国を巡る話。
独特の制度や技術、価値観を持つ国や人と関わるストーリー。
* * *
<<1話見どころ>>
<<注目ポイント①>>人のいない国
技術力があり、機械に国をまかせる、人のいない国。
レストランの食事はとても美味しくて、とても安い。
ホテルの宿泊代も人間1人とモトラド1台にしては
ありえない広さと天蓋ベッド、そしてとても安い。
周りに国がなくて、平和だからこそ出来ることだな。
近くに大国があったら、この技術力を放っておかないだろうな。
<<注目ポイント②>>滞在ルール
1つの国に滞在するのは「3日間」だけ。理由は2つ。
1つ目は3日間で大体どんな国なのかわかること。
2つ目は多くの国を回れなくなるから・・・というのは建前で
きっと3日以上いたら、いつか居ついてしまうのが怖いこと。
居ついてしまったらそれは旅人ではないという。
キノの旅のルールとして欠かせません。
<<注目ポイント③>>以心伝心
「人の痛みがわかる人間になりなさい」という何気ない一言から
「人の気持ちがわかれば争いごとはなくなる」とこの国の人達は考え、
国中の人達がそれを可能にする液体機械を飲み干し、
言葉を発することなくとも、互いの思いを伝えられるようになった。
けれどそれは人と人とが関わる上の心の声がダダ漏れになるということで、
人は人の声が聞こえない距離まで離れなくてはならなくなる。
愛し合っていた男女。
華を育てるのが好きな女性と興味がない男性。
音楽を聴くのが好きな男性と興味がない女性。
でもキノが訪れた男性の庭には、綺麗に手入れされた薔薇があったし、
通りかかった家の中から、ゆったりとした音楽が流れていた。
だからきっと互いが嫌いになって、破局したのではなくて。
以心伝心なんていう物に振り回されてしまっただけ。
最後、男性とキノが見つめ合ったシーン。
心の声は聞こえなくても、思いは通じる。
<<1話を終えて>>
私は原作からキノの旅の世界に引き込まれた人間ですが、
人の痛みがわかる国も、ところどころ考えさせられます。
技術力があって仕事を全部機械にまかせているって羨ましい。
でもその機械はどんだけ永久的に動くことができるんだ。
その技術力、もっと他のことに活かしていれば。
力を持て余してたのかもなぁ。

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